こんにちは！パムです。
近年、マルタ留学はコロナ禍を機にどんどん人気が上がっています。通う学校はとても大事なので、学校選びには時間がかかりますよね。
今回は、2022年10月から2023年1月までの3ヶ月間マルタの有名語学学校ESEのジェネラルコースで留学していた私が、ESEのメリットやデメリット、実際に留学してみての体験談を共有したいと思います。
ESEスクールのリアルを知りたい皆様、マルタの学校選びに悩んでいる皆様に少しでもお役に立てば幸いです。
メリット
まずは、ESEマルタのメリット9選をご紹介します！
ベストランゲージスクールに選ばれたことがある
ESEは、マルタのベストランゲージスクールに過去4度選ばれています！
マルタでタクシーに乗った時に学校名を伝えた際、運転手に「マルタの語学学校ベスト3じゃないか！EF、EC、ESEがマルタのベスト3スクールだよ！」と言っていました。
EF、ECに通っている友達によるとEF、ECは学費がとても高いらしく、この2つに比べると教育の質がいい学校としてはとてもリーズナブルと言えるのではないでしょうか。
校舎が綺麗
公式ホームページからもわかるように、校舎の清潔感・綺麗さ・新しさが他の語学学校と比べても顕著な様に思います。
寮内のメンバー変動が少ない
デメリットの面でも記しますが、ESEでは寮を変えるのにお金がかかります。なので、余程の事がない限り、マルタに到着してからマルタを出国するまでの間ほぼ全員が1つの寮で過ごす事になります。
その為、寮内のメンバー変更が少なく、固定メンバーで絆が深まりやすいです。
24時間対応のレセプションが優秀
ESEには24時間対応のレセプションがあり、電話1本でなんでも対応してくれます。
私は３ヶ月のうちに、お風呂のドアが壊れたり、お風呂の中で友達が鍵を洗面所に落として閉じ込められたり、様々なトラブルがありました。どんな時も電話1本でトラブルを聞いてくれ、出来るだけ早く解決に努めてくれました。
全ての寮が学校、セントジュリアンから近い
ESEの主な寮は、スプリングフィールズ、バレビュー、タニヤ、アストラ、クラレットの5つになります。
他にもESEレジデンスやホテル、ホームステイ等滞在方法は多岐に渡りますが、私の周りの友達は大体この中のどれかに滞在していました。そしてこの全ての寮がセントジュリアンまたはシウィーイにあり、学校から徒歩15分以内です。
放課後や週末もセントジュリアンに行き来がしやすく、滞在先の立地は完璧だと思います。
洗濯機とエアコンが無料
寮内の洗濯機とエアコンが無料です。
当たり前でしょ！？と思う方も居るかもしれませんが、実は学校によっては有料な所が少なくないです。私自身、週2、3で洗濯をしていたので、無料の学校を選んで良かったと思っています。
年齢層が幅広く、社会人が多い
3ヶ月の滞在中に、10代から70代までの生徒に出会いました。
私は留学時23歳でしたが、クラスメイト12名中、同い年が1人、後は20代後半以降でした。私より年下が来ることはほとんどなかったです。来たとしてもヨーロッパの学生はほとんどの場合が短期で、1ヶ月もせずに帰国していました。
クラスメイトの中には、リモートで働きながら留学している社会人や、子育てが落ち着いて英語を学びにきているお母さん等、人生の先輩が沢山居ました。普段の日本での生活の中では話せないような方々と沢山話せてとても刺激になりました。
年齢関係なく、放課後にクラスでご飯を食べに行ったり、パーティーをしたりしていました！
日本人スタッフがいる
学校内に日本人スタッフが居ます。
私は一度もお会いしたことがないですが、最悪の場合相談出来る日本人が居るのは心強いと思います。
長期留学の場合、自動的に上のクラスのサーティフィケイトが貰える
ESEスクールでは、クラスが上がるのにテストがありません。全ては先生の判断になります。
また、先生の判断によってクラスが上がれなかったとしても、12週で1冊テキストが終わる仕組みになっており、12週すると自動的にクラスのほぼ全員が次のレベルに上がります。（稀に、著しく出席率が悪かったり、先生が次のレベルに上げれないと判断した場合、上がれない事もあるそう）
その為、A2から始まっても、1年留学する場合、3ヶ月後にB1、6ヶ月後にB1+、9ヶ月後にB2、1年後にはC1のクラスに自動で行くことができ、C1のサーティフィケイトが貰えます。（ただし、C1からはクラスの評価が厳しく、話せないとすぐにB2に下げられるそうです。他のクラスでは基本的に下げられることはありません。）
デメリット
次に、ESEマルタのデメリット3選をご紹介します！
アカデミックコースは日本人が多い
ジェネラルコースよりもアカデミックコースの方が日本人比率が高かったです。大学を休学して長期留学をしている日本の学生の子達は、ほとんどがアカデミックコースとして留学していました。
クラスにも寄りますが9割以上が日本人のクラスもあり、日本人学生からの不満も多かったように思います。途中でジェネラルコースに変更する方もしばしば見られました。
寮を変えるのにお金がかかる
メリットの所でも少し記載しましたが、寮の変更にお金がかかります。寮の変更のみならず、同じ寮内での部屋のみの変更にもお金がかかります。
逆に、ACEスクールでは寮の変更にお金がかからない為、「ルームメイトが嫌だ！」「なんか汚い」「立地が悪い」等の理由でどんどん寮を変え、メンバーが頻繁に変わるそうです。私の友達は、滞在1ヶ月時点でフラットメイトが全員引越し、自分が1番ここに長く住んでいると言っていました。
寮を変えるのにお金がかかるからこそ、何かあった時は皆で話し合い解決するようにしてきました。寮を変えづらいからこそメンバーが固定で仲良くなれるというメリットもあります。
寮でのパーティーが禁止
ESEは寮内でのパーティーが禁止です。判明した場合、同じ寮に住んでいる寮内全員に罰金があります。
マルタではナイトライフが盛んなので、マルタに留学に来る留学生はパーティーが好きな人が多いです。寮内でパーティーをしていたのがバレ、罰金を巡って寮内で喧嘩が起こった事例も聞いた事があります。
表向きはパーティー禁止の学校になっているので、寮では出来るだけ静かに過ごしたい方にはおすすめです。また、寮のランクが上がるほど、金銭に余裕がある方が多く年齢層も上がる為、より静かに過ごせると思います。
３ヶ月の体験談
ここからはESEに通った個人的な感想をお伝えします。
私がESEを選んだのは、校舎が綺麗なこと、ベストランゲージスクールに過去入っていてちゃんと勉強が出来そうだったこと、毎日寮内でパーティーをされるのが嫌だったことの3つが主な理由です。
まず私は最初のレベル分けテストではB1クラスになりました。初日の授業を受けてみて少し簡単かも？と思った為先生に交渉し、次の日からB1＋クラスに入りました。入った週がチャプター5の週だった為、7週間後に自動的にB2クラスに上がり、最終的にB2クラスとして卒業しました。
学校ではペアワークやグループワークが中心で、毎日沢山話す機会がありました。私は2人の先生から教わりましたが、２人共同じ国籍同士で隣に座るのを禁止していた為、色々なアクセントに慣れることができました。AIスピーキングテストでは、留学前はB1+でしたが帰国後には2段階上がったB2＋だったので、英語力は伸びたと感じています。
寮では男女込みの１０人で暮らしており、週末には皆でナイトクラブに行ったり、お別れパーティーをしたり、料理を皆で作りあったり、毎日楽しく過ごしていました。寮内が汚れていて誰かを注意したり、喧嘩っぽくなったり、色々ありましたが基本的には仲が良く、リビングにはいつも誰かがいてずっとお話ししていました。
ESEに通う学生は、英語への向上心が高く真面目な生徒が多いと感じます。ベストランゲージスクールに何度も入っている学校の為、集まる生徒も勉強がちゃんとしたい生徒が多いです。先生も、向上心がある生徒にはとても親身になってくれる先生が多いです。
私自身も学校選びに悩みましたが、ESEを選んで良かったと思っています。
まとめ ESEがオススメの人
最後に、ESEがオススメな方の特徴をご紹介します！
・勉強をちゃんとしたい方
・幅広い年齢層・国籍の友達が欲しい方
・寮のメンバーの入れ替わりが少ない方がいい方
・出来るだけ寮では静かに過ごしたい方
マルタには語学学校が沢山あり、どこの学校に行くか悩む方も多いと思います。学校としての知名度が高い為、ESEを選択肢に入れている方も多いのではないでしょうか。
ESEのホームページはこちらなので、気になった方はぜひご覧ください。
この記事が少しでも語学学校選択の参考になりましたら幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました！
